アロマオイル、ハーブやお香など、リラックスやリフレッシュ効果がある香り。
気分を穏やかにさせてくれたり、集中力を高めたり、それぞれの香りに異なる効果があるとされています。
キャンドルやお香、ポプリなど香りを楽しむ小物もさまざま。その日の気分に合わせて多様な香り効果を楽しんでみませんか。
アロマキャンドルは香りの広がりがゆるやかで、さらに視覚からのリラックス効果があるのも特徴です。
キャンドルの不規則な炎のゆらぎは「1/f(えふぶんのいち)ゆらぎ」と呼ばれ、波の音や小川のせせらぎ、人の心拍鼓動など、自然の中でみられるリズムと同じもの。炎を見つめているだけで、自然と心地よさが感じられます。
円柱型やキューブ型、貝殻型など色や形もバラエティ豊かなアロマキャンドル。ちょっとしたプレゼントとしてもおすすめです。
炎をつけなくとも、置いておくだけでもほのかに香りますから、玄関先や洗面所、浴室などに、芳香剤代わりに、飾ってみてはいかがでしょうか。
お香は、沈香(ぢんこう)、白檀(びゃくだん)、桂皮(けいひ シナモン)、丁字(ちょうじ グローブ)など、漢方にも使われる天然の香木が主な原料。古典的な香りから、ハーブ、フルーツなどの現代香、エスニックな香りなど、幅広い香りの種類を愉しむことができる手軽なアイテムです。
短時間で強く香るコーン型、途中で折ったりして時間を調節できるスティックやうず巻きタイプがあり、携帯用のお香立てをバックに忍ばせておけば外出先でちょっとした気分転換に使うこともできます。
また、高級旅館のように、お客様がみえる前にお香を焚いておき、残り香でお迎えするのも、奥ゆかしく洒落たおもてなしです。
香りに加え、自然でやさしい色合い優雅でやさしい雰囲気をかもし出してくれるポプリ。ポプリは、自分で手軽に作ることもできます。
作るには、まずバラやキンモクセイ、ラベンダーなどの花をちぎり、1週間ほど直接日の当たらない場所で乾燥させます。市販のドライポプリを混ぜるか、エッセンシャルオイルを数滴加えると香りを長く保てます。
本格的にドライポプリをつくるのなら、メインの花に加えて、その香りを引き立たせるハーブ、クローブ、シナモンなどのスパイス、柑橘類の皮などの副材、香りを保つための保留剤(乳香、安息香など。なくてもかまいません。)を加え、密閉びんに入れ2週間から1か月ほど熟成させます。出来上がったポプリは、サシェ(香り袋)に入れると携帯にも便利です。