『神楽坂』は、新宿区にある早稲田通りの中でも、飯田橋駅付近の“神楽坂下”信号から大久保通り交差点の“神楽坂上”信号までの坂道を指します。
単純計算なら徒歩約6分・450mほどの距離ですが、風情ある石畳の小道やグルメ、おしゃれなお店など、見どころ満載なのでそうはいかないのが実際のところ。歩くほどに発見のある奥深さは神楽坂ならでは!
交通は飯田橋駅・神楽坂駅・牛込神楽坂駅・江戸川橋駅の、4駅、計5路線が利用可能。東西南北から足を延ばしやすい、都心ならではの好アクセスであることも、お出かけスポットとして人気である理由のひとつです。
神楽坂近辺を歩いていると、ところどころで歴史ある名所を見ることができます。
「飯田橋」駅の近くには、かの江戸城の城門跡、牛込見附の石垣として立派に現存。他にも坂の途中に建つ「善國寺」や、有名建築家である隈研吾氏のデザイン監修により建替えが行われた「赤城神社」など…写真映えのする外観も必見です。
また神楽坂通り沿いには老舗店が立ち並び、そのあいだからいくつも派生する路地・横丁へと一歩足を踏み入れれば、まさに「レトロ」という表現がぴったりな光景に出会うことができます。
神楽坂で出会える、こちらの可愛い2人をご存知ですか?
神楽坂下の交差点近くにある「不二家 飯田橋神楽坂店」にいるのは、人気キャラクターの「ペコちゃん」。全国にある店舗の中でもここだけで購入できる“ペコちゃん焼(顔をかたどった大判焼き)”はお土産に大人気です。
そして神楽坂の途中に立つのは、「コボちゃん」。作者の植田まさし先生がこの地に長年住んでいる縁から2015年8月に建てられました。あどけない表情が魅力的です。コボちゃんの名前ですが、実は漢字で書くと「小穂ちゃん」なのだそう…なんという意外性でしょうか!
2人は時季によってお洋服も変わるので、そちらも注目ポイントですよ。
※情報は2017年10月時のものです。