高円寺、吉祥寺、国分寺…。
中央線沿線で“寺”の付く街は総じて人気が高いと言われていますが、中でもひときわ個性的なのが高円寺ではないでしょうか。
地名である“高円寺”の由来は、江戸時代に三代将軍の家光が鷹狩に出かけた際、「高円寺」というお寺に休憩に寄ったところから、それまでの「小沢村」という村名を「高円寺村」に改めさせた…と言われています。
全国的に有名な「高円寺純情商店街」をはじめ、駅南北に商店街が伸びている高円寺。
この商店街こそが高円寺のお買い物&飲食店天国としての魅力そのものです。軒を連ねるお店は、まさに多種多様。
若者に人気の古着や中古CD・レコード、安くておいしい定食屋や居酒屋など…大型ショッピングセンターやデパートではお目にかかれないコダワリの品やお店探しなら、この街におまかせです。深夜まで営業している飲食店も多く、駅周辺の人通りは絶えず、いつも賑やかな高円寺。
20代・30代の独身貴族たちの“住みたい街”として不動の人気を誇っているのも頷けます。
賑やかな駅周辺からほんの1、2本道を入ると、閑静な住宅街が広がる高円寺。
地名の由来ともなった「宿鳳山 高円寺」をはじめ、明治・大正期に都心より移転した寺院が街に緑と落ち着きをもたらしています。
駅西北にある「馬橋公園」は、旧国立気象研究所の跡地に造られました。
運動場や水辺の広場など、6つの広場で構成されており、地域の水と緑のオアシスになっています。
※情報は2006年3月時のものです。