東京駅からJR京浜東北線で直通14分、距離にして約8.5kmと都心からも程近く、JR線と東京メトロ南北線の2路線を利用すれば都心の主要駅は30分圏内と通勤・通学にも便利な立地です。
江戸時代から花見の名所として知られる「飛鳥山公園」をはじめ、王子の街には江戸から近代にかけての歴史を今に伝える名所や公園が多く点在します。
「北区役所」や「北とぴあ」など北区の公共施設が集まり、「王子銀座商店街」をはじめ商業施設も充実した王子は、北区の中心地であり、城北エリアの住みたい街としても人気です。
王子駅北口を出てすぐ左手、ニョキッとそびえ立つ建物が“北区の文化と産業の拠点”である「北とぴあ」。
コンサートホールや展望室、レストランなどが入っており、催し物もコンサートや落語、お笑いのライブなど多彩です。中でも目を引いたのは6階にあるプラネタリウム。“王子=プリンス”にちなんだ4人の男性キャラクターが案内する“乙女向き”上映会があるなど、あの手この手の集客努力に好感がもてました。
「北とぴあ」から王子駅をはさんで南側にある、ボウリングのピンが懐かしい雰囲気を醸し出している「サンスクエア」。
テニスやボウリングなどのスポーツ施設や飲食店、深夜まで営業しているスーパーにまんが喫茶も入っており、その気になれば何日でも過ごせそうなオールインワンの複合施設です。そのカラフルな外観といい、「北とぴあ」と好対照な王子のもうひとつのシンボル的存在です。
JR王子駅のホームから見える「飛鳥山公園」。桜の名所として有名ですが、そもそもは八代将軍吉宗が庶民の行楽地として飛鳥山を開放したことが始まりです。明治期には実業家・渋沢栄一が別荘を建て、晩年をこの地で暮らしました。園内には旧渋沢庭園など建物の一部が保存され、三つの博物館とともに王子の歴史を今に伝えています。
飛鳥山の変遷が象徴するように、江戸時代に行楽地として栄え、明治以降は製紙を中心とした工業が発展した歴史を持つ王子の街。
「名主の滝公園」や「醸造試験所跡地公園(赤レンガ酒造工場)」、「
区立中央図書館(赤レンガ図書館)」等々、歴史の面影を残すスポットが街の至るところに残っており、街に豊かな緑やゆとりのある雰囲気をもたらしています。
※情報は2017年8月時のものです。