煌びやかな新宿のイメージとはちょっと違い、落ち着きを感じさせる新宿・早稲田界隈。
かつて数々の大名屋敷があったこのエリアは、近年は都心の高級住宅地として人気が高まっているのをご存知でしょうか?
東京女子医大病院等、充実した大規模な医療施設や、戸山公園など緑も多く、生活利便性も充実しています。
都営大江戸線が開通してからは交通面でもグッと便利になり、これからの注目エリアであることは間違いないでしょう。
早稲田から神楽坂、ちょっと足を伸ばせば市ヶ谷・飯田橋まで。このエリアはちょうど山手線の中心にあたります。
早稲田の活気あふれる学生街、江戸情緒の面影を残す風情ある神楽坂は、歩いているだけでも楽しめる街並みですが、散策の際には早稲田通りや外苑東通り、神楽坂通りといった表通りだけでなく、ぜひ細い路地も歩いてみることをおススメします。
賑やかな表通りからちょっと裏通りに入れば、今も銭湯や時代を感じる学生向きの下宿といった懐かしい風景が残っていたり、古い一軒家を改造したオシャレなカフェが見つかったり…早稲田界隈の歴史の深さと常に変わっていく街の姿をより感じられることでしょう。
早稲田界隈での憩いの場といえば「戸山公園」。
かつて尾張徳川家の下屋敷だった場所で、当時の庭園にあった築山が今も残っており、現在は「箱根山」の名で山手線内で一番高い山として知られています。また箱根山は、桜の季節に絶好の眺めが楽しめるお花見ポイントでもあります。
早稲田の歴史を物語るもう一つのスポットが「漱石公園」。
外苑東通りから少し入った場所にあり、夏目漱石は1907年にこの地に移り住み、「三四郎」や「こころ」などの数々の傑作が生まれました。
※情報は2006年3月時のものです。